日時 | 令和 6 年 11 月 1 日(金)19:00 開始 |
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場所 | 喜乃屋 金沢 |
令和 6 年 6 月 15 日(土)、16 日(日)に開催した第 36 回学術集会・総会の収支について資料1(収支報告書)に沿って当番幹事 中村 雅則 先生よりご報告いただいた。
収支について、学術集会運営補助金 100 万に加えて、今回は企業からの協賛金として広告収入 20 万円と参加費もあわせて合計 217 万円の収入があった。
前回学会同様、U-40 への参加補助は継続して行っており 40 万円ほどを計上している。最終的な支出合計は 207 万円であり、予算の範囲内での運営ができた。
また特筆すべき点として、昼食はランチョンセミナー形式として企業から弁当・飲料を提供してもらったため、支出には含まれていない。
来年の第 37 回学術集会・総会の当番幹事を務めていただく済生会熊本病院 押富隆 先生、岩谷 和法 先生より資料2(学術集会ポスター)の通り開催のご案内をいただいた。
会期は令和 7 年 6 月 14 日(土)、15 日(日)、会場は熊本城ホールを予定している。テーマは「過去から学び、未来を築く~ベテランの経験を若手の力に CONNECTS~」。若手がいてこそ教育施設協議会が成り立つと考えているので、若手医師の参加を促し、彼らが目指す未来に繋がる会としたい。
資料3の通り交代幹事の報告および退会施設を報告し、ご承認をいただいた。
坂本会長より、自身が 65 歳を超え、胸部外科教育施設協議会の会長も次の方へ交代していく時期と考える旨の発言があった。来年 6 月に熊本にて開催される学術集会・総会の場で、次期役員体制への移行を予定している。次期体制案(次ページ参照)を発表し、幹事よりご承認いただいた。
なお、今年から胸部外科学会と心臓血管外科学会の理事会へ教育施設協議会の代表者のオブザーバー参加が認められるようになった。
次期体制では、胸部外科学会へは板東次期会長に、心臓血管外科学会へは德永副会長に参加してもらう予定である。また呼吸器外科学会についても理事会にオブザーバー参加ができるように働きかけてほしい。
第 77 回日本胸部外科学会 定期学術集会にて教育施設協議会のブースを出展している。ブース場所は ANA クラウンプラザホテル金沢 3 階となっている。
昨年同様、修練施設のリクルート情報を掲載している。各施設の右下に QR コードがあり、これを読み取っていただくと、教育施設協議会のリクルート情報のページにアクセスできる。各施設の医師確保に活用していただきたい。
今年 6 月の学術集会・総会および懇親会の場で、幹事の先生方より若手・次世代教育に胸部外科教育施設協議会として関わっていく案をいただいた。U-40 や JATS-NEXT、呼吸器 NEXT の先生方にも相談し、彼らのハンズオンセミナーに協議会から講師として人を派遣する方向で協議している。
すでに 10 月 19 日に九州地区で『U-40 Basic Lecture Course 福岡』が開催され、德永副会長に参加してもらった。受講生 30 人に対して講師は 15 名、大学教授も 4~5 名講師として参加していた。九州地区は講師が足りないので、協議会から講師が派遣していただけるのは有難いとのことだった。他地域でも同様と思われる。U-40 Basic LectureCourse では講師に交通費宿泊費をお支払いいただけるが、謝礼は無しとのこと。
こういった活動は協議会の目的にかなったものと思われるので全国でも行っていきたいと考えるが、問題点として各地区の幹事人数にはバラつきがあり、特に呼吸器外科の幹事数は心臓血管外科に比べて少なく講師の派遣が難しい地区があることが懸念される。
現在幹事がいる施設も、心臓血管外科、呼吸器外科の両方の医師が幹事となっている施設はごく一部であり、片方の科のみが幹事となっている施設が多数という状況である。まずはこういった施設で幹事ではない診療科の先生に幹事になっていただけないか声掛けをしていく必要がある。来年 6 月の熊本での学術集会・総会時に報告できるよう体制をつくっていきたい。
以上