胸部外科教育施設協議会 会長
独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こども病院 院長
坂本喜三郎
皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
本会のHPをご覧いただき、誠にありがとうございます。2017年6月、浜松で開催された第30回日本胸部外科学会教育施設協議会総会にて会長に選任されましたので、皆様に報告いたします
1985年に組織化されたこの会は市中の臨床第一線を担う胸部外科医が仲間の施設を訪問し、良き所をそれぞれの施設の運営に生かし、医療安全、医療経済、労働環境、チーム医療、若手の教育などの実践的な課題について討議・交流する会として歩んできました。
2006年、日本胸部外科学会指定施設協議会から日本胸部外科学会教育施設協議会と名称を変え、さらに2018年には名称を胸部外科教育施設協議会と変更して現在に至っています。従来の市中病院における胸部外科領域の医療の質の向上に寄与する活動を柱として継続しながら、会員施設で初期臨床研修→後期臨床研修→(旧?)専門医を目指す若手胸部外科医の臨床研修支援をもう一つの柱としました。さらに、千原前会長の強いリーダーシップにより“HPを積極的に活用した、リクルート情報も含む若手胸部外科医のキャリアアップ、専門医取得の研修などを支援する情報の提供・交流”が可能な団体へレベルアップして今日に至っています。
これから数年は、胸部外科教育施設協議会も新専門医制度という大きな流れへの対応を迫られることは免れません。会員施設へ新専門医制度に関係するup-to dateな情報提供と情報共有を心掛け、医療の質向上に寄与する活動と会員施設で働く後進への積極的教育支援をさらに推進することで、この職能団体:胸部外科教育施設協議会の存在意義を確立していきたいと思っています。
皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
静岡県立こども病院 心臓血管外科 廣瀬 圭一
令和6年度より事務局長を担当させて頂くことになりました。不慣れな事があり、ご不便をお掛けすることも多々あるかと存じますが、ご迷惑のかからぬよう努めさせていただきます。胸部外科教育施設協議会の益々の発展の為に、ご協力、ご支援の程よろしくお願いいたします。