日時 | 令和3年10月31日(日)12:00 開始 |
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場所 | TKP 品川カンファレンスセンターANNEX カンファレンスルーム 6 |
幹事会冒頭で坂本会長より、6 月 12 日(土)に第 1 回幹事会を完全 WEB という形で、第 33 回学術集会と同時開催した旨を報告した。
また、最近の日本胸部外科学会の動向について以下のように述べれらた。
日本胸部外科学会が一般社団法人から財団法人に移行しつつあること、またそれに伴い学会の会員システムを変えていこうという動きがある。日本胸部外科学会が財団法人になると、「会員」ではなく「社員」となり、現在の会員運営システムが根本的に変わる可能性がある。
具体的な案としては
・専門医を取得したものが専門医社員(仮称)となって評議員選定の選挙権を付与される
・臨床実績、研究実績、学会貢献などの実績をポイント制にして評議員立候補者の評価基
準とする
などがある。(現時点ではまだ検討段階である。)
もしも専門医社員(仮称)が評議員選挙の投票権を持つようになれば、教育施設協議会は多数の専門医が所属しているので評議員を出せる可能性がある。今後の日本胸部外科学会の動向に注目していきたい。
この協議会の英語名称が”Council of Designated Teaching Institutions”であり「胸部外科」という表記が抜けている。これではどこの教育施設協議会か分からないので、英語名称の変更を検討していきたい。
・for thoracic surgery と入れるかどうか。
・略称がわかりやすい英語名称が良いのではないか。
・thoracic は cardiovascular を入れるという事で良いか、食道まで入るのか。
・Cardiovascular thoracic だと cardiovascular が強く、thoracic の印象に配慮必要。
・STS は thoracic surgeon と記載している。Surgeon の方が胸部外科学会と区別が出来るのではないか。
・アメリカでは General Thoracic Surgical Club がある。club は協議会の印象にふさわしいかもしれない。
・食道と肺で general thoracic とするのはどうか。
参加者から以上のような意見が出た。公募感をもって次回以降の幹事会で決定できるように進める。
第 33 回学術集会 当番幹事 JCHO 九州病院の徳永先生よりご挨拶をいただいた。
その後、資料 1 に沿って JCHO 九州病院 山下先生より収支報告をいただいた。
猪飼事務局長より、今回は WEB 開催という事でコンベンション会社に運営を委託し、配信/オペレーティング等を取り仕切ってもらった結果、運営委託費として 601,700円の支出があった旨を説明。またホームページ委託会社に、学術集会動画を利用したアーカイブページを作成してもらい年間の更新料とは別に 55,000 円の支出となった旨を説明。結果、今回の学術集会では合計 896,320 円の費用を要した。
アーカイブページについては、サーバー上の空き容量にまだ余裕があるので次回以降も継続して利用可能である。
第 33 回学術集会は 100 人を超える視聴があり、従来の現地開催と比べたら参加者は大幅に増員できたことになる。来年以降も Hybrid開催について前向きに検討していく。
JCHO 九州病院 徳永先生より本の出版についてのご提案をいただいた。
第 33 回学術集会は「胸部外科手術の地雷」というテーマのセッションを組んでおり、多くの方にご興味を持っていただいたので、現在、南江堂に依頼して本の出版を検討している。出版社からは学会のバックアップをいただけないかと提案があり坂本会長に相談した。
坂本会長は、胸部外科教育施設協議会は各
会員施設に配布する程の予算は無いが購入推奨なら可能かもしれないとコメントを述べられた。
第 34 回胸部外科教育施設協議会学術集会の当番幹事である岐阜ハートセンター 富田先生から開催案内をご発表いただいた。
現地開催を基本として準備をしているが、視聴のみの WEB 配信も検討している。WEB 視聴者数が 100 人以内であれば、コンベンション会社に運営委託しなくても自施設で配信可能と考えている。
日程は令和 4 年 6 月 11 日(土)、12 日(日)で予定している。
プログラムは、病院内ツアー、総会、一般演題、パネルディスカッション、特別講演
を予定。パネルディスカッションの議題としては、U-40 代表の田中千陽 先生の協力を得て、若手医師の悩みにフォーカスしていきたい。
また web 参加費無料、U-40 医師の発表者の旅費補助と宿泊費無料、懇親会は U-40に対して交流支援金という形で援助するなど、可能な限り若い先生方に現地参加いただける工夫を講じる。
徳永先生から新型コロナウイルス感染症の流行状況に応じて完全 web の計画も視野にいれて進めるのが良いのではないかとご提案をいただいた。
令和 5 年に開催予定の第 35 回学術集会 当番幹事について、群馬県の渋川医療センター 呼吸器外科 川島 修 先生と、群馬県立県立心臓血管センター 心臓血管外科 江連 雅彦 先生にご依頼する事となった。後日事務局よりご連絡する。
第 74 回日本胸部外科学会学会定期学術集会にて弊会のブースを出展している。会員施設一覧のポスターと、第 33 回学術集会ダイジェストムービー~第 34 回学術集会の告知ムービーを常時放映しているので、是非お立ち寄りいただきご覧になっていただきたい。
以上