会期 | 令和4年6月11日(土)、6月12日(日) |
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場所 | 岐阜ハートセンター |
開催形式 | 現地開催を基本としたhybrid型 |
ポスター | 第34回学術集会・総会ポスターはこちら |
第34回胸部外科教育施設協議会学術集会・総会が、無事終了しました。
2022年6月11日、現地開催3年ぶり+WEBのhybridで岐阜ハートセンターが当番幹事として行いました。当協議会は、全国の心臓、呼吸器、食道外科専門医修練施設により形成されるものです。医療安全、医療経済、労働環境、チーム医療、若手の教育などの実践的な課題について討議・交流する会として歩んできました。その目的のために、年次現地開催の特徴として必ず行うものは、病院内ツアー、学術集会、懇親会です。
コロナ禍の中、hybridか完全WEBか、開催ぎりぎりまで調整をしてまいりました。各所感染対策を行いプログラムを作成しました。院内ツアーでは、ヘリポートから各部署の責任者から説明を行いました。コンパクトで機能的に考えられており随所参考になる点があると坂本会長からコメントをいただきました。
学術集会では、若手6人・指導者3人の口演とパネルデスカッションを行いました。それぞれの思いをぶつけさまざまな課題が浮き彫りになりました。特に2024年からの働き方改革に対してさらなる対策が求められます。若手外科医教育環境の問題はこれからも継続して取り組むべき課題として外科医すべての世代で共有しました。竹田陽介先生より「病院広報から始まる人材つくり戦略」のご講演いただき、皆興味を持って拝聴しました。
日中は怪しい雲行きでしたが、鵜飼に乗り込んだ直後に雨風は止み、手指消毒、マスク着用、飲食なしで乗り込みました。ベテランのガイドさんの話をお聞きしながら特別総がらみを間近に見ることができ皆様楽しまれたことと思います。
翌日は一転快晴となり、岐阜城の天守閣からは、昨日の長良川が見渡すことができブラタモリのコースを散策しました。
来年は群馬県で開催されます。今回現地参加された先生は、周りの先生をぜひともお誘いください。WEB参加された先生は、やはり現地で参加されるとこの学会たる所以がお判りいただけると存じます。
最後に本会に関わられた、参加者(現地、WEB)の皆様、本部の皆様、院内スタッフの皆様に厚くお礼申し上げます。
2022年6月13日
第34回胸部外科教育施設協議会学術集会・総会 当番幹事
岐阜ハートセンター 副院長 富田 伸司
学術集会・総会の動画は「アーカイブ」ページにて配信しております。
※アーカイブページのアクセスにはIDとパスワードが必要です。
ご希望の方は事務局へお問い合わせください。
開催方式の決定のご案内【2022年5月31日】
新型コロナウイルス感染症は未だ終息した状況ではありませんが、政府が示すウィズコロナ時代の感染対策を行いながら経済活動を継続する状況へ突入しようとする転換期がまさに現時点であると思われます。この状況下での学術集会・総会の開催方式の決定に際し、関係各位の皆様からのアドバイスを元に熟慮した結果、
本会をHybrid(Webと現地会場の併用)開催する事に決定いたしました。
(Web配信は学術集会のみとなります)
今回の議論内容が胸部外科医のキャリアパスに関して繊細な課題であることや、現場で指導医と修練医の間での直接情報交換が最も重要であることなどから、Webのみによる開催での伝達不足や意思疎通が不十分になる事が危惧されたことも一因となり、3年ぶりに「顔の見える会」を開催したいと判断いたしました。大変厳しい状況下での開催となりますが、本会を無事成功裏に開催する事こそがウィズコロナ時代へ幕開けになると確信しております。何卒、皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
現地開催においては