会期 | 令和3年6月12日(土) |
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場所 | JCHO 九州病院 |
開催形式 | 完全WEB形式 |
第33回胸部外科教育施設協議会WEB学術集会・総会を2021年6月12日(土)に開催させていただきます、JCHO九州病院心臓血管外科の徳永と申します。本来昨年7月に従来通り対面式の会を行う予定でしたがCOVID-19感染拡大に伴う緊急事態宣言などの影響などもあり一年延期となりました。今年こそは対面式でと意気込んでおりましたが、昨今の状況を鑑み本会初のWEB開催とさせていただくこととなりました。
今回は2つのセッション「胸部外科手術の地雷」と「胸部外科のDiversity」を中心にプログラムを企画しました。胸部外科手術を無事終了するということは、途中幾つも埋まっている地雷を避けつつ前進して無事目的地に到達することです。地雷を踏んでしまうと大爆発してそれからのリカバリーに難渋したり、場合によっては命を落とすこともあります(ただこの場合、死ぬのは外科医ではなく患者さんです)。ただ手術中に一つ一つの地雷を探りながら進むといつまでたっても手術は終わりません。このため術者になる前には数多くの助手を経験して、どこに地雷が埋まっているかを学ぶ必要があります。このセッションでは我々の先輩方や我々が身をもって経験した地雷の数々を共有することで、地雷の存在を知ることで安全に手術を行えるようになります。「胸部外科手術の地雷」セッションではプログラムにありますように各分野の経験豊かな先生方に自分が踏んだ地雷、見たことがある地雷、聞いたことがある地雷を紹介していただき、明日の手術からすぐにでも役立つ危機回避能力を皆さんに身に着けていただきたいと思います。また「胸部外科のDiversity」セッションではチームの一員として欠かせない若手や女性医師、MEさんから普段言えないことを忌憚なく述べてもらいたいと思います。そして今後の外科医教育に欠かせないOff-the-job Trainingやあまり馴染みはないけど今後間違いなく増えていく成人先天性心疾患手術についても語っていただく予定です。
WEBランチョンセミナーとして、我々勤務医が無頓着かもしれない節税に関し「勤務医のための節税対策」というお話を横須賀市立うわまち病院の安達晃一にお願いしております。事前申し込みをしていただいた先生方には、北九州名物ふぐ茶漬け(の素)を郵送させていただきますので、PCの前でお茶漬けを食べながらランチョンセミナーにご参加ください。ただしお湯とご飯は各自ご用意ください。
特別講演として、新型コロナウィルス感染拡大による影響を全国の病院が受けている中、その最前線で指揮を執った川崎幸病院院長の山本晋先生に現場で何があったのか、何を考えどう対処したのか、そのご経験をお話いただく予定です。
コロナ禍真っ只中のWeb開催ですが、明日の診療手術にお役に立てるような、今後のこの会につながるようなそんなWEB胸部外科教育施設協議会となるようしっかりと準備をさせていただきたいと思います。本会会員となっておられる病院所属の先生方は参加費無料です。たくさんの先生方のご参加、心よりお待ちしております。
2021年4月
第33回当番幹事
JCHO九州病院心臓血管外科
徳永滋彦
学術集会・総会の動画は「アーカイブ」ページにて配信しております。
※アーカイブページのアクセスにはIDとパスワードが必要です。
ご希望の方は事務局へお問い合わせください。
第33回胸部外科教育施設協議会学術集会・総会、および幹事会は完全WEB形式での開催となりますので、事前参加登録が必要となります。下記、参加登録フォームよりお申込みください。
なお、5月末までに事前参加登録をしていただいた方(※1)には、本学術集会ランチョンセミナーの際にお召し上がりいただける「ふぐ身入り茶漬け(※2)」をご登録いただいた施設住所へお送りいたします。多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
※1 5月末日までに2021年度会費納入をすまされている施設の方に限らせていただきます。
※2 お届けする商品は予告なく変更する可能性もございます。ご了承ください。
参加登録は終了いたしました。
沢山の方にご登録をいただき誠にありがとうございました。